こんばんは☽
フェイシャル専門サロン〜Chemin confortable~
《シュマン コンフォルターブル》のタタイです♪
今日は、化粧品成分上級スペシャリストのタタイで記事を(*^^)
(↓去年、取得しましたーーー↓)
実は、このほかにも
メディカルハーブコーディネーター
アロマテラピーインストラクター
アロマテラピーコーディネーター
フェイシャルリンパケアセラピスト
美容薬学1級
他諸々
が、あります。
資格マニアみたいですが、
そうではなく(笑)
毎年、年の初めに
『今年はこれを受けよう!』
と、目標を立てて
それに向かって調べたり話を聞きに行ったりすることが
重要だと思っています。
ただ生活しているだけで
なぜかあっという間に時間が過ぎ
これでいいのだろうか・・・
と、思う事が何年も続いたときがありました。
どうせなら同じ時間が過ぎていくなら
時間の使い方に工夫をすれば
当たり前に流れる生活時間+学びに充てる時間
が、取れるのではないか。
と、思い日々過ごしています。
そして、
なにより、
伝えたいことも多いので、
わかりやすく伝えるには
引き出しの多さが必要不可欠だと思っています。
化粧品だけに頼る肌管理ではなく
色んな方向から
肌の健康を維持、増進するための
役立つ情報を発信できたらと思い
肌と繋がる引き出しをコツコツ増やしています(*^^)v
化粧品成分も
知らなすぎるより
必ずと言っていいほど
何らかのスキンケアを
毎日使用している方が多いので
少しでも興味を持って
“裏”をみて商品購入に至り、
本来の肌機能を損ねない
肌作りをしていってほしいな・・・
と、願って発信していこうと思います。
まずは、目を慣らしてもらう為にも、
化粧品成分に興味がなくても読んでくれたらイイナ・・・
という気持ちで書いていきます(^_^)
が、長文になると思います。
ぜひ頑張って読んでほしいです(笑)
きっと、耳にしたことのあるものだと『へー』と思いながら
読み進められると思うのですが、
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(←アレに必ずといっていいほど入ってます)とか
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
になると長いカタカナの字を追うのに嫌気がさして
読んでくれないかな・・・と思うので^_^;)
最初は、聞いたことがあるところから♡
本日は、
“アルコール!(エチルアルコール)”
化粧品成分表示名の言い方は、
“エタノール”
です。
化粧品には、ほぼ入っています。
最近、目にする“アルコールフリー”“アルコール無添加”のものには
入っていません。
アルコールの働きに似た、代用できる異なる成分を配合しています。
アルコールを使用していない!と、やたらと強調し
安心させるような謳い方をしながら
皮膚刺激が懸念される成分が入っている場合もあります。
アルコール製法が大きく分けて2つ。
*石油由来のもの《石油から得られるエチレンを原料として
水と合成させて得られる合成アルコール》
と、
*植物由来のもの《サトウキビなどの糖蜜やイモ類のでんぷん質から発酵してして
得られる発酵アルコール》
です。
ここで勘違いしないでほしいのが、
『石油由来』だから肌に悪い
『植物由来』だから肌に安心
という事ではなく、
気にしてほしいのは、
アルコールの濃度です。
紛らわしいですが、
よく登場する
『フェノキシエタノール』は、
アルコールに分類されません。
化粧品でのアルコール(エタノール)の役割は
配合濃度の違いで、複数の異なる働きがあります。
*抗菌・殺菌作用(ニキビになる原因菌など、肌にいてくれている菌をやっつけます)
*防腐作用(化粧品内に菌が繁殖しないよう防腐効果を高めます)
*収れん作用(肌内部の水分を奪うので、毛穴が引締まったように感じます)
*清涼感(熱を奪うのでスースーしてひんやり、さっぱりして爽~快と感じます)
*清浄(脂汚れやメイク色素などを分解してくれます・・・)
*可溶化・乳化作用(水や油に溶けにくいものを溶かします)
*植物溶媒(植物エキスを抽出する際に使います)
掃除の際にアルコールは頑固な油汚れを溶かし、分解して
取り除いてくれるのをご存知ですか?
アルコールには、
油を溶かすという特徴を持っています。
キッチンの油汚れをピカピカツルツルにしてくれるのは嬉しいですよね♪
でも、
肌を皮脂という膜で覆いバリア機能という働き方をして
空気中の刺激から肌を守り、
更には
肌内部の水分蒸発を防ぐために作り出してくれている
自身の天然の脂(あぶら)が、
アルコールによって
分解され、
取り除かれてしまったら
肌表面はどうなるか・・・。
職業上、アルコール消毒を頻回にしなくてはならない方は
手で、実感している方が多いと思います。
植物エキスを抽出する際のアルコールは、化粧品の製品になった時には、
使用濃度はごく微量です。
そのため、全成分表示の最後尾の方に
『エタノール(アルコール)』と記載があります。
が、
さっぱりとした使用感を出すためのスキンケアには15%前後のアルコールが
ニキビ菌の殺菌目的でのスキンケアには20%前後のアルコールが
拭き取り用などの製品には25~30%以上のアルコールが使用されています。
アルコールの大きな特徴は、
『揮発性がある』
ということ。
揮発(気化)する際に周りの水分を巻き込んで蒸発します。
乾燥するのを防ぐために、毎日せっせと使用しているスキンケアに
肌の中の水分を巻き込まれて蒸発されては、非常に困るのです。
ニキビを増殖させてしまったあらゆる『菌』を殺すのには
高濃度のアルコールは必要かもしれません。
けれど、ニキビを増殖させてしまった『原因』を探る方が優先です。
ニキビを増やしてしまう菌はもともと肌に住んでいる常在菌です。
何らかの原因があるから増えるのです。
アルコールの特徴を活かして、
素早くメイクに含まれる油分を分解して拭き取るのにはいいかもしれません。
けれど、分解されるのはメイクの油分だけでしょうか。
そこまでして、色んなものを分解して
水分蒸発の手助けをする
必要はないと思っています。
アルコールという物質は決して悪いものではありません。
なんでもそうだと思いますが、
メリット・デメリットが存在します。
特徴を知り、目的に合った使用方法が
今の自分の肌に必要なのかを考え
選ぶことが重要です(^_^)
最後まで長文を読んでくださり有難うございましたヽ(^。^)!
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